今日も寒い一日でしたが福岡では青空もみられました。。

この寒波が過ぎれば、温かくなるのだそう。

温かくなったら大宰府に飛び梅を見に行って、天満宮さんにもお参りに行きたい
なと思っています。

ところで、大宰府天満宮の心字池って知ってますか?
4378878心字池(写真は心字池)



私は、福岡に住んでいて知ったのではなくて、さだま
さしの「飛び梅」という歌で知りました。

心字池にかかる
三つの赤い橋は
ひとつめは 過去で
ふたつめは 現在(いま)
みっつめの橋で君が転びそうになったとき・・(さだまさし 飛び梅より抜粋)

という、歌詞なのですけど、心の形をした池に過去・現在・未来という三つの
橋が架かっているんですよ。

「飛び梅」の歌に出てくる「お石の茶屋」は、飛び梅の咲く庭を抜けて
山手に上がる途中にあって、昔ながらの土間とたたきのある風情ある
お茶屋さんです。

天満宮さんへいくとお石の茶屋で梅が枝もちを食べると言うのが
さだまさし好きの私の行動パターンなんです。

お石さんはとても綺麗な方だったそうで、こちらの名士と恋におちて
二人が少しでも早く会えるようにと、当時お石の茶屋へ抜けるトンネル
が掘られたというエピソードがあります。

天満宮の端にある小さなトンネルですが、風情があって、天満宮の梅と共
に芳しく匂い立つような恋物語です。

天満宮にまつわる話は色々とあるのですけど、哀しい話が多い中で、恋物語
が存在するのはちょっと素敵でしょう?


<写真は、道真由来の飛び梅>
東風吹かば匂いおこせよ梅の花
     あるじなしとて 春な忘れそ(菅原 道真) 
飛び梅