体調を崩したり、ストレスがたまっているなぁと感じるときは、無性に針を手にしてちくちく
縫う作業がしたくなります。

単純な作業だけれど、ちゃんと一針一針間違いなく穴に通さなければならないから、ただその作業だけ
に意識が集中します。一時間ほど作業をしていると、それだけで気持ちがすっきり!

子供が小さな頃は、同じちくちく縫うのでも、パッチワークを楽しんでいました。
今は、勝負が早い?レザークラフトを楽しんでいます。

<一般的な皮革の縫い方>
①レザークラフトは、通常の縫い方と違って、作りたいものを頭の中でデザインしたら
(普通は、型紙を作ってきちんと作成するものですが、私はずぼらなので頭の中でやってしまいまます)
②菱目打ちで縫い穴をあけます。その際皮革がずれないように両面テープで止めておきます。
③穴あけが完了した所で、蝋引き糸を針に通します。
④糸の両端二箇所に針をとおして、抜けないように、それぞれの針を糸にくぐらせておきます。
⑤手縫いは一般に”平縫い”で行います。平縫いはミシンみたいに上の糸と下の糸をからませ
 て縫うので、とても強いんですよ。
⑥縫い終わったら、返し縫いをして、糸をきり、ライターの火で糸を溶かして留めます。
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写真は、ヌメ側の端の味わいのある部分を活かして、通帳入れを作ったもの。
金具で留めたりしているので、金具を使う作業がある場合は早めに金具をつける必要が
出てきます。
通帳ケースにには通帳が5冊入ります。裏側には、蓋つきのカードケースをつけてみました。
アフガンはウンド犬みたいな顔をしたユニークな世界にひとつだけの作品です

今日は、一時間ほどでお財布の途中までを作ってみました。
余った皮革で何かできないかと考えてとりあえず皮をカッターで切っているうちに
デザインが浮かんできて、小銭いれと札入れのある簡単でコンパクトなお財布を作る
ことにしてみました。
CIMG1276


一日に少ししかできないけれど、こういう時間を持つだけで、気持ちに余裕が生まれるのは
素敵なことです。

レザークラフトはお金が掛かるイメージですが、端切れは300円程度で売ってあるので、材料費は
思いのほか掛からず、皮の手作り小物は満足感があるところがGOODですよ

キーケースやバッグやコインケース、手帳カバーなど、簡単に作れるものがあるので、興味を
持った方はチャレンジしてみてくださいね!